HOTSTARTのCLV単一流体電気エンジンヒーターは、クーラントの予熱・保温を行い、機関車の原動機、発電機のディーゼルおよびガスエンジン、船舶、採掘機器を温めます。機関車および機械に利用する場合、機関車が車両基地にあったり、機械が格納場所にあって使用されていないときに、ヒーティングシステムを陸上電源に接続することができます。船舶の場合、着岸させているときに陸上電源から電力を供給するか、または航海中に船舶に搭載された発電機から電力を供給できます。
CLV一体型ヒーティングシステムは、熱されたクーラントをエンジンのウォータージャケット全体に循環させ、不要なアイドリングをなくし、燃料を節約して、低温環境での始動による摩耗や損傷を低減します。CLVヒーティングシステムは最大300 Lの排気量のエンジンの予熱・保温を行うことができ、精度の高いPT-100温度センサーを搭載しています。ユーザーは、適切な温度を簡単に調整できます。
CLVの制御盤には、側面に取り付けられた便利なコントロールと、取り外し可能な蓋が備わっており、機器設置スペースが限られている場所でも柔軟な設置が可能です。全体としての設置スペースをさらに小さく抑えるために、モジュール式のCLVシステムも用意されています。モジュール式システムでは、ポンプおよびタンクをエンジンの配管の開口部近くに設置し、制御盤をオペレーターが操作および監視しやすい場所に配置できます。
防爆仕様ではありません。
HOTSTARTの補助電源装置(APU)ヒーティングシステムは、機関車の原動機向けの、自給式の冷却水/クーラントおよびオイル予熱ヒーターです。APUは、効率的なTier 4 Finalエンジンを利用しており、アイドリングを行った場合の機関車の燃料のわずか一部しか消費せずに、4つの熱交換ポイントおよび組み込みのタンクヒーターから熱を供給します。機関車、潤滑油、…